献血の4つの必要性necessity
「献血」それは、病気やケガにより血液を必要としている患者さんのために、健康な方が無償で血液を提供することです。
献血いただいた血液は、大量出血時の輸血だけでなく、がんなどの病気の治療に多く使われます。現在の医療では、血液を人工的に作ることができないため、献血が必要不可欠なのです。
血液は生きた細胞のため、⻑期保存ができません。なんと赤血球は28日間、血小板は4日間しか保存できないのです。そのため、継続的な献血により、社会を支えていく必要があります。
若い方たちの献血者数は減少傾向にあります。このまま少子高齢化が進んでいくと、血液の需要は増える一方で、献血者は不足していきます。そうすると、将来血液を安定的に確保できなくなってしまいます。
※参考文献:薬事・食品衛生審議会血液事業部会令和4年度第3回献血推進調査会資料(令和4年10月24日)
献血の手順process
顔写真付きの身分証明書と献血カード(お持ちの方)を用意しましょう。
本人確認を行い、住所等の登録を行います。その後、質問事項に回答します。
質問の回答に基づき、問診と少量の採血をします。貧血の心配がないかなど、献血が可能か確認します。
採血ベッドで横になり、採血を開始します。全血献血の場合は10〜15分程度、成分献血の場合は40〜90分程度かかります。
献血終了後は水分補給しながら、少なくとも10分以上は休憩します。献血ルームでは休憩中に雑誌や漫画などを自由に読むことができます。
献血カードを受け取り、終了となります。希望する方には後日自宅に血液の検査結果が郵送されます。
献血をもっと便利に、身近にmore convenient
令和4年9月にラブラッドアプリをリリースし、
「アプリ版献血カード」や「事前Web問診回答機能」の導入、「プレ会員」の登録等を開始しました。
ぜひアプリのダウンロードと会員登録をお願いいたします。
献血推進ポスターpromotion poster
中学生、高校生のみなさまから、献血推進ポスターの作品を募集したところ、
多くの方からご応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、以下の8名の方の作品が入選しました。